みなさんは『不得意なこと』ありますか?
私はいくつかありますが、最近その不得意なことを1つ手放しました。
やってみたら、不得意だった
先日、台風10号が来る前に庭の隅に追いやられていた枯れた植木鉢を、何個か撤去しました。
家庭菜園をしてみよう!と、いくつか育てていたのですが…すぐに枯らせてしまい
それを見かねた母が、更にいくつかの植物(ミニトマトやレタスなど)を植えてくれたのですが…それも枯らせてしまいました。
自然や花を見るのが好きだし、家に緑を増やしたいし、自給自足も憧れるな~!
そんな気持ちで始めた家庭菜園ですが
悲しいことに、毎年植えても何度も枯らせてしまうのです…
ここで私は初めて『ああ、私は植物を育てることが本当に苦手なのだな』『植物を見るのが好きなだけで、お世話をしたいわけではないのだな』と確信したのです。

憧れていたけど、育てることに関しては興味を持たなかった。
憧れだけでは、身に付かない
私は好奇心旺盛のくせに飽き性なので
ハマったものはとことんハマるのですが、飽きたら中途半端に終わってしまいます。
いいなぁ。私もやってみたいなぁ。あんな風になりたいなぁ。
と憧れるものでも
やっぱり、継続しないと身にはつきません
『憧れ』を『得意』にするには
多少なりとも、そのことについて学んだり毎日触れたりしないと
なかなか『得意なこと』にはならないのです。
唯一得意で、続けているもの
私が唯一続けていて、自分の中でも得意なものじゃないかな?
といえば『ハンドメイド』です。
あの、ミシンをガタガタする感覚や
布をザクザク裁断する感覚が好きなんです。
とはいえ、毎日ミシンをガタガタいわせているわけではなく
息抜きや、作るものが決まった時にしかミシンには触らないので
ゆるゆるな感じで続けています。
ずっと作り続けることにより
ネットで販売したり、ハンドメイドフリマに出店したり…と
得意なハンドメイドを活かす幅が、どんどん増えていきました。
『好き』が『得意』になるって、こういうことなんですよね。

最初は
『やってみたい』で始まり
それが『好き』になって
いつの間にか
『得意』になっている。
得意と不得意の理由
得意なこと…
- やっていて楽しい
- こだわりたくなる
- 時間を忘れる
- 達成感がある
- お金を出せる
- 人に教えたくなる
得意なことは、とにかく『やっていて楽しい!』が優先。
不得意なこと…
- 面倒くさくなる
- 疲れる
- 楽しくない
- こだわらない
- 時間を使いたくない
不得意なことは、とにかく『やっていて疲れてくる』んだと思います。
疲れることって、本当にやりたいことじゃないと継続できませんよね。
不得意なことを続ける意味とは?

疲れること(不得意なこと)を続ける意味って、なんだろう…
ああ、なんか面倒くさいな。
でも、やり始めたら、ちゃんと続けなきゃ…
本当は不得意なのに、やりたくないのに
こんな気持ちで続けているものって、ありませんか?
これって一体、何のために続けているのでしょうか?
先日の記事にも書きましたが
これこそが『見栄』『後悔したくない』
という『執着』
これが付きまとっていると
不得意なことでも、諦めるのに
なかなか踏ん切りがつかないのですよね。
- せっかく揃えたし
- せっかくお金をかけてきたし
- せっかく時間をかけてきたし
- ここでやめるのは勿体ない
- ここで諦めるのは恥ずかしい
何かを諦めたり手放す時は
こういう感情が邪魔してくるんですよね。
でも
不得意で、面倒で、疲れてしまう…
これをずっと放置していても
頭の片隅に、いつも
『好きじゃないのに、勿体ないからなんとなく手放さないもの』
として張り付いたままになります。

不得意なことに使ってきた
時間やお金が勿体ない…

でも、不得意なことを手放さないと、この先もっと無駄な時間やお金を使うことになるかも…?
不得意を、手放す
不得意なものを手放すのは、勇気がいると同時に、寂しい気持ちにもなります。
だって本当は自分もできるかもしれなかったのに。
もうちょっと、時間があれば続けられたかもしれないのに。

いつか…時間があれば…
でも、例え時間ができても、結局やらないんですよね。見て見ぬふりをしてしまう。
物を手放す時と同じく
不得意なことをズルズルと時間をかけて腐らせるよりは
潔く手放して、得意なことを楽しむ時間に使った方が、心の充実になります。

不得意なことより、得意なことに時間とお金を使おう!
期間を決める
それでも、どーしても、不得意なことを手放せない!!
わかります。
だって不得意なことも、最初は憧れた。
やればできる!と思って挑戦したんです。
そんな簡単に手放せることができない。
そんなものには『期間』をもつことをオススメしています。
- 決めた期間内に取りかからなければ、諦める。
- 期間内で取りかかっても、やっぱり楽しくないなと思ったら、諦める。
調べまくる
不得意を手放せない時にもう1つの手段は、実践する前にそのことについて
『調べまくる』ということ。
例えばそれが家庭菜園なら
植え方の基礎はもちろん、種や肥料の種類、鉢の種類、植え合わせ…
筋トレなら
筋肉の構造、プロテインの種類、たんぱく質の他の栄養、トレーニングの種類を覚える…
不得意なことを、より深く勉強(研究)していくと、いつの間にか『もっと知りたい!』という欲が出て
知識が増えて、不得意なことがいつの間にか得意になっていきます。
興味をもつ
とはいえ、知識だけ取り込んでも意味ないのでまずは『興味をもつ』ことが大事です。
『興味をもつ』と、知識が欲しくなります。
興味をもって、知識を得るのは
アウトプットする為の準備でもあります。
不得意の価値
不得意なことを潔く手放すも良し。
諦めずに悪あがきをするのも良し。
憧れた、挑戦したいと思った…
でも自分には不得意だった…
それが分かっただけでも、十分価値はあると思いますよ。
自分の不得意が分かったおかげで、自分の得意・不得意が自覚できるんですから。
『不得意なことから得られる価値』は、今後の自分の取捨選択にとても役に立ちます。
だから、不得意なことがあっても、続かないことがあっても
『自分はなにをやってもダメだ。なんでも続かない自分が情けない』
なんて、全く思わなくて良いのです。
不得意なことは、自分が本当に得意なことに気づかせてくれる、最高の材料です。
みなさんも、ぜひ色んなことに挑戦して
不得意を沢山見つけて、得意なことに時間とお金を使って人生を楽しんでくださいね!
ではまた!
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