前回の、家族が片付けられないワケは
- 片付けが苦手
- 貧乏性
- 発達障害
この3つの理由を書きました。
今回は以下の理由です。
- 心が病んでいる
- 体力減退
病むと、散らかる
私の母はどちらかと言うと、ネガティブな発言が多い人です。
でも、だって、どうせ…が口癖で、自己肯定感も低い。
逆に父はポジティブな人です。
自分大好き人間で、ギャンブル大好き!
家族や周りに迷惑をかけても、開き直って好きなことをして、イキイキしています(笑)
その尻拭いは母が担当。
父と母、真逆な性格なのもあり
長年一緒に居ると…まぁ、そりゃ病むよな…という感じ。
娘は娘で、勝手に高校を中退して
勝手に家を出る始末…
母を取り巻く家族が、母を病ませてしまったのかもしれません。

あの時は本当に申し訳なかった…
人は病んでしまうと
なにもかもが嫌になり苦痛になり
心身ともに疲れてしまう。
やらなきゃいけない…!!
…なのに気持ちが付いていかない
↓
だから今日もなにもできなかった…
↓
私はなんて怠け者なんだ、私はなんの価値もない人間だ…
↓
もう、なにもヤル気が起きない…
という思考の負の連鎖に陥ってしまいます。
心の状態は、部屋の状態
病んでいる状態が一番分かりやすく出るのが『家が散らかっている』という状況。
健全であれば、多少散らかっていても
気力も体力もあるので、片付けることはできる。
しかし
不健全であるがゆえに
気分が落ち込み気力もないので
片付けることができない。
その結果、部屋は散らかり、物は増え
自分の住む環境まで、悪くしてしまう。
仕事や学校、プライベートで疲れたり落ち込んでいる時に部屋は散らかりやすい。
心の疲れは
部屋の状態を見ると、自覚しやすい。

ただでさえ病んでるのに、住む環境まで悪くなったら…気持ちも体も身動きできなくて、更に病んでしまうのでは?
片付けは、体力がいる
片付けって、結構体力いるんですよね。
物が増えると、情報量も多くなる。
それを減らす作業は結構しんどいものです。
それを、体力も減退してきた親にさせるのは結構可哀想なんですよね。
この物が多く、散らかった部屋は
親が、自分たちで蒔いた種なんですがね…
それでも、体力が衰えた親に無理矢理作業させるのは
『片付けは辛い』というイメージを、もっと植え付けてしまうんじゃないかなと。

片付けることは、ただでさえ
しんどい作業。
実家を片付ける意味は?
私たちはなぜ実家の片付けをしたくなるのでしょうか?
- 物が溢れていると危ないから
- 気持ちよく快適に暮らしてほしいから
理由は様々あるでしょうが、大きく分けると、この2つかなと思いました。
物が多いと危険
物が多く溢れていると、家に居ながらにして危険におかされる事もあります。
物につまずき転んで大怪我をするかも…
ハウスダストで病気になるかも…
火事の元になるかも…
子供としては、ハラハラですよね。
震災や洪水など、災害の面でも気をつけたいところです。
片付けは親孝行…?
『親に気持ち良く、快適に暮らしてほしい!』
断捨離をしてきた人やミニマリストは
物が少ないと、毎日が気持ち良く快適になることを実感している。
だから、大事な親にも
自分たちと同じようにスッキリした、綺麗な部屋で気持ち良く暮らしてほしい!
でも、それって親が本当に望んだことだろうか?

それが親孝行でしょ?って思っていたけど…
③へ続く。
コメント