人は誰しも『嫌いな人』がいると思う。
人はみんな違う価値観を持っているから
ある人には、あの人良い人だよ。でも
ある人には、あの人嫌な人だよ。である。
人を嫌いになる理由
- すぐ怒る
- 愚痴ばかり言う
- 威圧的
- 口が悪い
- 人によって態度が変わる
- 清潔感がない
- ネガティブすぎる
- ズバズバ言う
- 待ち時間を守らない
- 責任感がない
- お節介…etc…
人を嫌いになる理由は人それぞれです。
『自分と価値観が合わない』
『自分と違う性格だから』
自分の中で『違う』と感じたものは
全て拒否してしまうと思うのです。
嫌いな人を克服するには?
嫌いな人を克服するには
- スルーする。
- 嫌いな人を認める。
ざっと言うと、この2つかなと思います。
『スルーする』に関しては、私もなるべく意識はしています。
『他人と自分は別なんだ』と割りきって
なるべくその人の事を考えず、目に入れず、関わらず…
『自分の人生に不要なこと』として、自分の人生から除外するイメージです。
そしてもう一つ、『嫌いな人を認める』
これについては、結論から言わせてもらうとほとんど『無理』です(笑)
できる人もいます。
悟られてる人なんかは、自分の嫌いな相手でも受け入れることができる。
でも、私みたいな凡人は、そんなお釈迦様のような悟りはできません。
『嫌いな人でも、良いところはある。そこを認めて受け入れましょう』
これは、できます。
誰しも良いところはあるのです。
そこは認めるべき点ですね。
しかし、自己啓発本などに書かれている多くは
『嫌いな人を好きになろう』
『許せない人を許してあげよう』
『怒るのは損。我慢しよう』
これって一見、素敵な言葉を並べてるかのように見えますが
とんでもない苦行を、強いられているようなもんですよね。
自己啓発の本とかに
『許せない人を許そう』
『嫌いな人を好きになろう』
『怒りは不幸を呼ぶ』とか書いてあるから
一度その通りにやってみたけど、結局許せない人は一生許せないし
嫌いな人とは関わりたくないし
怒りを我慢する方が不幸だし一周回って無理だったw
だって人間だもの…(みつを)
— junsan (@junsan94470531) July 30, 2020
そもそも、なぜ嫌うのか
私たちはそもそも、なぜ人を嫌いになるのでしょうか。
それは私たちの中にある
『期待』と『嫉妬』があるからだと私は思っています。
- 自分の期待通りにならない
- 自分に優しくしてくれない
- 自分に無いものを持っている
これらの感情が『この人、嫌いだ』
という気持ちにさせる。
『自分中心でモノゴトが回らない時』
人は、人を、嫌な感情にさせる。
人に期待する
なんでこんな簡単なことできないの!?
なんで気づいてくれないの!?
なんでそんなこと言うの!?
なんで分かってくれないの!?
人は人に期待してしまう。
期待して、裏切られると(自分が思っていたとおりにならないと)負の感情になる。

人に期待し過ぎると、裏切られた時のダメージが強くなるね。
嫉妬する
あの人みたいにできない…
あの人ばかり人気がある…
あの人はずるい…
私だって頑張っているのに…
人は人に、嫉妬(比較)してしまう。
頑張っても報われない時、楽なことをしている人や幸せそうな人を、自分と比べて嫉妬してしまう。

普段から我慢ばかりしている人は、楽をしている人を特に嫌う傾向がある。
嫌いな人がいて、当たり前
嫌いな人、許さない人、一緒に居て疲れる人…
じゃあ、そんな人たちを
許せば良いのか、好きになれば良いのか…
私は『NO』だと思っています。
人はそう簡単に人を許すことはできないし、嫌いなものを好きになれと言われても、無理がある。
あくまで私の考えですが、嫌いな人に対して自分の気持ちに逆らい、無理に好きになろうとすること自体が苦行だし、必要ないことだと思います。
人を許せば好きになれば
報われるよ。自分の為にもなるよ。
…啓発本を開けば、まるでお釈迦様のように広く穏やかな心であれ…と諭されますが…
果たしてそれができる人は、どのくらいいるのでしょうか?
できたとしても、それは自分をますます追い詰め、大袈裟に言えば自虐行為になるのではないか…
と、私は思います。
嫌いな人がいて、当たり前。
許せないのは、当たり前。
人間らしく、感情を押し込めず
嫌なものは嫌、無理なものは無理。
それで良いじゃないかと。

自分を無理に変えるのは苦行。
嫌いなら嫌い。無理なら無理。
自然な気持ちに逆らうと、必ずどこかで爆発してしまう。
嫌いな人は、変えられない
嫌いな人を成長の糧にしましょう。
嫌いな人を師匠にしましょう。
嫌いな人をお手本にしましょう。
嫌いな人ともっと関わりましょう。
そんなこと、わざわざしなくていい。
だって、そんなことしてもし自分が裏切られた気持ちになった時に、また嫌いな人への憎悪が増すから。

頑張って関わっているのに、結局嫌なこと言われる!

いや、あなたが勝手に私に期待しているだけじゃん…
あなたが変わろうとしても、相手は変わらないということを分かっておかないと…

結局、嫌なところばかり目がい
く!

は?これが私の性格なのに、自分が嫌に感じるからって人のせいにしないでくれる?
あなたが嫌いな人に、頑張って関わろうとしても
嫌いな人は、あなたの為には変わらない。
関わらない、スルー最強!
『嫌いな人には関わらない、基本スルー』が最善で最強だと思います。
嫌いな人に会わなければいけない苦行を
仏教では『怨憎会苦』と言います。
おんぞうえく【怨憎会苦】 仏教のことばで、自分が怨んだり憎んだりしている人とも会わなければならない苦しみ。 仏教でいう、八苦(八種の苦しみ)の一つ。 八苦とは、生・老・病・死・愛別離あいべつり・怨憎会おんぞうえ・求不得ぐふとく・五陰盛ごおんじょうの八種の苦しみ。
人生で嫌な人に会い、付き合っていかねばならないのは避けられないこと。
だから、それをいかに楽にする為にも
- 関わらない
- スルー
- 離れる
- 諦める
など。とにかく、その人のことを自分の人生に入れない、邪魔をさせない工夫をしましょう。
『みんなを許そう、愛そう』なんて綺麗事を言っている場合ではないのです。
自分の人生は一度きりなのですから。
自分にとって居心地のよい環境を優先すべきです。
結局は価値観の違いなだけ
嫌いな人は、ずっと嫌いだし
許せない人は、ずっと許せない
とにかく、関わらない!スルー!
そんな私でも、嫌いな人の全てを否定するなんてことは絶対しません。
ブログの頭でも述べたように
ある人には、あの人は嫌な人でもあるし
ある人には、あの人は良い人でもある。
ハキハキ物申す人が
嫌いな人もいれば、好きな人もいる。
誰にでも優しい人が
好きな人もいれば、嫌いな人もいる。
自慢ばかりする人を
高慢な奴だ!…とモヤモヤする人もいれば
自信に溢れている!…と憧れる人もいる。
自分の嫌いな人の特徴が
他の人にとっては、ポジティブに捉えられることもある。
結局は、嫌いな人の基準は
『自分の価値観に、合うか合わないか』
自分の価値観だけを、正しいと思わず
自分の価値観だけで、相手を否定せず
その人の全てを『悪』だと決めつけないように気をつけていこう。
嫌いな人に、人生を捧げない
嫌いな人との付き合いは、とても難しい。
だからこそ
なるべく関わらない、スルー、離れる、期待しない、諦める…
一見ネガティブな事だけど、これは自分の環境を少しでも良くするポジティブな事として、嫌いな人に対してフルに使ってしてほしい。
人生を、嫌いな人の為に使わない。
それだけで、人生は遥かに楽に、楽しくなりますよ!
ではまた!
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