こんにちは!junsanです。
私たちの生活には、プラスチック製品がどれだけあるでしょうか。
食品の袋、ペットボトル、家電、おもちゃ、雑貨、衣類…
周りを見渡せば、ほとんどの物がプラスチックでできています。
そんな日常では欠かせないプラスチックですが
今、プラスチックが世界中で環境問題になっているのをご存じでしょうか?
地球の環境問題なんか興味がない!
と思う方もいるかもしれませんが
私たちの生活の為
自然環境の為
子供たちの未来の為に
このブログを見て、少しだけでも環境を意識してくれたら嬉しいです。
プラスチックってなに?
そもそも『プラスチック』とはなんでしょうか?
プラスチック(合成樹脂)は石油から人工的に作られた樹脂で
熱や圧力を加えることにより、成形加工ができる高分子物質のこと。
一概にプラスチックといっても
ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)など
たくさんの種類があります。
それぞれの性質や特性に応じて
色んなプラスチック製品が造られ
使われているんですね。
プラスチックのゴミはどのくらい?
周りを見渡せば、私たちの生活には数えきれないくらいプラスチック製品ばかり。
日本でのプラスチックの一人あたりの廃棄量は、アメリカに次いで世界で2位となっています。
世界でも小さい島国のこの日本で、これだけ多くのプラスチックがゴミとして出ているなんて…
ちなみにこちらは我が家で出た
2週間分のプラスチックごみの動画です。
プラスチックが私たちの生活で普段どれだけ使われているか。
日本は過剰包装だと思うのですが
私たちはそれが当たり前になっているので
プラスチックごみの多さに、なかなか気づかないんですよね。
プラスチックごみは、どう処分されるの?
プラスチックごみは、どう処分されるの?
日本もプラスチックの対策はされていて
リサイクル率は84%と言われていて、他国と比べて進んでいます。
しかし実際は回収されるプラスチックのうち
リサイクルされるのは、ほんの一部であると言われていて
リサイクルできない、ほとんどのプラゴミは
『焼却』として処分されます。
なぜプラスチックごみが問題なの?
前途のとおりプラスチックごみを処分する時の『焼却』方法は
二酸化炭素が大気中に増えて
結果、地球温暖化につながってしまいます。
また
プラスチックごみが海へ流れて海洋生物の体内に入ってしまったり、死亡してしまうといった『海洋プラスチック問題』にもなります。
海洋プラスチック問題とは?
処分しきれなかったりポイ捨てなどで
海へ流れ着いたプラスチックを海洋生物が間違って食べてしまうことが問題視されています。
プラスチックを食べてしまうと、死亡してしまうだけではなく
プラスチックごみが網に絡まり、漁ができない問題もあります。
また、プラスチックが摩擦や紫外線などで削られて粒子になった
『マイクロプラスチック』を魚などが飲み込むことによって体内に蓄積され
更に、それを私たちが食事として体に取り入れることで、私たちの身体にも
プラスチックが蓄積されていくという問題もあります。
じゃあリサイクルしたらいいじゃない?
プラスチック=リサイクルできる
…というイメージです。
もちろん日本は他国よりも、プラスチックのリサイクルを積極的に取り組んでいて
ゴミの分別も徹底しているし
日本のリサイクル率は84%と言われています。
でも実際は、プラスチックゴミの58%が『サーマルリサイクル』という
ゴミを焼却した時に熱エネルギーを回収して利用する方法に使われています。
このサーマルリサイクは、結局『焼却』という形になるので
果たしてリサイクルといわれるのか…という疑問がでます。
実際に日本で新たにモノとしてリサイクル(再利用)できるのは
わずか23%といわれています。
(日本では3つのリサイクル方法があります。また別の記事に書きます)
こうして考えると、リサイクルするという以前に
そもそも
プラスチックを生活の中で減らせば良いんですよね。
プラスチックを減らすには
プラスチックを減らすには、色々な方法があります。
- プラスチック製品を控える
- エコバッグを使う
- 個包装の物を避ける
- ペットボトルを買わない
- 瓶や琺瑯の容器を使う
などなど、他にも沢山ありますが
無理せず、自分のできるところから始めるのがベストです。
簡単に、エコバックを使うところから始めてみてはいかがでしょうか?
プラスチックと付き合っていく
これまでプラスチックの問題を書いてきましたが
今まで私たちはプラスチックの恩恵を沢山受けてきたので
プラスチックを完全に排除せよ!なんて
プラスチックを邪険に扱ってはいけないのです。
プラスチックは私たちの生活には欠かせないし
色々なところで必要とされている大事な存在でもあります。
だからこそ、プラスチックを不必要に造らず
本当に必要な物にプラスチックを利用していく。
そういった少しの意識を持つことで
プラスチックと上手く付き合っていくことができる気がします。
プラスチックをゴミに変えない
世の中がそんな仕組みになってほしいです。
できるとこから、少しずつ。
私たちが変えた環境を
私たちが変えていこう。
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