
手放す時って、モノによっては勇気がいりますよね。
『本当に後悔しないかなぁ?』
『あとで必要になるんじゃないかなぁ?』
私も捨てるのを躊躇した事は今まで沢山ありました。
その中でも私が特に
『手放しにくいと思ったけど、手放しても以外と平気だった物』をいくつか紹介しようと思います。
子供の作品
一生懸命書いたり工作した我が子の作品って、手放しにくいですよね。
『ママの顔書いたのー!』なんてニコニコで似顔絵渡された日には、ますます手放しにくい…と頭を悩ませます。
でも、日々生産される子供の作品。
保管BOXを用意しても、すぐに溢れてしまいキリがありません。
子供が作品を作る時って、子供自身が作る行程を楽しんだり、お母さんお父さんが喜ぶ顔が見たいからですよね。
そうやって子供は満足して心が満たされているのだと思います。
なので、子供が満足したその後は潔く処分してもいいかなと思ってます。
もちろん子供が、捨てちゃダメ!!という物に関してはなるべくとっておきますが
私の場合は、明らかにグチャグチャな物は子供の見えないところで処分して
残ったものはスマホで撮影して保存しています。
私が撮影で使っているのはGoogleフォトスキャンというスキャナーアプリです。

光の反射を除去して綺麗に撮ってくれます。画像はGoogleフォトアプリで保存されます。
カテゴリーを『作品集』として年ごとに分けます。
いつ、何を作ったか…が、作品が褪せることなくいつでもどこでも簡単に見ることができます。

子供には『○○(息子)のギャラリーとしてスマホに展示させてもらうね!』と言って手放させてもらっています。
こうすると、息子も自分の作品がギャラリーに飾られているので(スマホ内ですが。笑)喜んでくれます。

写真はたまっていくので、定期的に整理。
もう見返さないだろうなと思う写真も、たまに削除などして整理します。
しかし…ここで問題が。
Googleフォトの容量無制限サービスが、2021日5月いっぱいで終了します。

マジかい!!!
6月からはGoogleサービス(フォト、Gmail、ドキュメントなどGoogleアカウントのサービス)全て合わせて15GBしか無料で使えなくなります。

それ以上は有料になるのか…(シュン…)
なので、これからの息子の作品写真をGoogleフォト以外のどこに保存するか…今悩み中。

Amazonプライム会員なのでAmazon Photoが第一候補だけど…
他にも代替サービス探してみようかなぁ~悩むなぁ~
卒業アルバム
卒業アルバムは手放してもいいのか…よく話題になりますよね。
私は卒業アルバムは持っていません。
…が、自分で捨てたわけでもありません。
実家が引っ越す時、私の部屋にまとめていた卒業アルバムやプリクラ帳が入っていた段ボールを、親が不用品の引き取り業者に渡してしまったのです。

私の青春が…
その為、卒業アルバムを自分の手で手放さず『勝手に捨てられた』というまさかの悲しい形でのお別れとなりました。
私もまだミニマリストになる前だったので、自分で手放したらまだマシも
他人に捨てられた…ということに、最初は腹を立てたり落ち込んだりしました。

自分の物を他人に勝手に捨てられるのが、こんなに悔しいなんて…
でもよく考えると、実際に卒業アルバムを見返したのは一度だけ。
確かに卒業の証でもある大事な物だったけど、持っていても見返さないなら手元になくてもいいや…と開き直りました。
それに、当時のダサダサな自分の顔は振り返って見ても切なくなるだけですからね…(笑)
見たくなったら同級生のお家に行って見せてもらいます。(多分、見ることはないと思いますが…)
卒業したアニメグッズやコレクション
アニメオタクだった私ですが、17歳の時に一度アニメオタクを卒業しました。(大人になってまた咲き返りましたが)
それと同時に独り暮らしも始まり、引っ越しを機に全てのアニメグッズやゲームを手放しました。
私の場合ですが、オタクグッズってほとんどが『観賞用』なので、ビニールに入ったままの物がほとんど。
未使用なのでオークション(当時はフリマアプリはありませんでした)で手軽に売ることはできるのですが
卒業したとはいえ、まだまだ思い入れもあり、グッズを手放すことになかなか二の足を踏むことができませんでした。

こんなにたくさん揃えたのに…なんか勿体ないな…
でも、この未使用の物をいざ売ると結構なお金になり『物を売る楽しさ』を知るきっかけにもなりました。

オタクグッズって、こんなにお金になるのか…
オタクグッズは手放してしまったけど、作品を嫌いになったわけではないので
好きな作品の物が、また他の人のところで活躍してくれるのは気持ち良いし、嬉しいものでした。
活かされない資格証明書
時間とお金をかけて、頑張って取得した資格証明書を全て手放しました。
理由は『結局使わなかったから』です。

資格は使ってなんぼ。中には資格マニアと言われる、使わないけど趣味で片っ端から資格をとる方もいますが
やはり資格は自分の為だけでなく、人の役に立つ為に活かされるべきものだと思うので
ただ資格を取っただけの証明書は持っておいても仕方がないなと思い、手放しました。
証明書を手放しても、学んできたことはずっと身に付くので無駄ではありません。

次に資格をとる時は、ちゃんと資格を活かそう!
興味がなくなった趣味
私は多趣味です。
ハンドメイドもその中の一つですが、ハンドメイドは道具や材料など、一番物が多い趣味です。
そして過去に、これらを全て手放したことがあります。
あるきっかけでハンドメイドを嫌いになったことがあり、もう一生やらないだろうな…と思ったからです。
ハンドメイドの道具は小さいものから大きなものまで沢山あり、頑張って揃えた物もありました。
それらを、売ったり捨てたりしていくうちに『重荷』がなくなり
全てがなくなった時、後悔よりも『爽快』な気分になりました。

その時は、ハンドメイドという趣味が『義務』になっていたかもしれないですね。
趣味を手放すのは資格と同様、時間もお金もかかるので最初は手放すことに勇気が入りますが
手放すのが大変な物ほど、手放した時が爽快!!
思い出の品
人には必ず『思い出の品』という物があります。思い出の品は、当時を思い出させてくれる『癒し』でもあります。
しかし、手放せない思い出の品の中には『過去の人を忘れられない』『過去の栄光を忘れられない』そんな物も多いと思います。
思い出を残すことは、決して悪いことではありません。
人からのプレゼント
人からいただいた物は、その人の顔が見えてしまうので捨てるハードルは高くなりますよね。
でも、もし自分が人にプレゼントする立場だとしたら、プレゼントは相手にあげた瞬間からもう自分の物ではないし、受け取った側が、プレゼントをこの後どう扱うのかは自由です。

プレゼントは受け取った時点で、その人のモノ!
確かに、あげたプレゼントを大事に使ってくれたら嬉しいけど…相手が絶対気に入るとは限らないし
受け取った側も『本当は使わないのにずっと持っているのもな…』と、申し訳なく思ってしまいます。

プレゼント選びって難しいよね…
私も今まで色々な物をいただきました。受け取ったらありがたく使わせてもらうのですが、中には好みではない物や使い道のわからない物もあります。
その時は申し訳ないと思いつつ、気持ちだけ受け取り、こちらの判断で手放したり売ったり他の人に譲ったりします。

気持ちだけは感謝しよう
まとめ
以上が、私が手放しても平気だった物でした。
- 以前は好きだった物
- 相手の顔が見える物
- 思い出やイベントの物
- 時間やお金をかけてきた物
- 過去の栄光を忘れられない物
こういう物を手放した後に、すごく後悔しそうで怖い…と言う意見もあります。
でも、思いきって手放してみたら意外と平気。大丈夫なんです。
手放したいのに手放せない…とモヤモヤ考考えて過ごすよりは、一度手放してみる勇気も必要です。

実際に手放してみても、何の影響もありませんでした。
『人から頂いた』『お金も時間も費やしてきた』『思い出だから』『記念のものだから』
手放しても誰にも怒られないし、誰も悲しませることはないし、損もしないし悪いことが起こるわけでもない。

もし、手放すことを非難してくる人がいても無視でOK。
人の選択を邪魔する人とは関わらない方がいいよ!
『手放してはいけない』という常識や呪縛に縛られず、自分の気持ちを優先に選択してくださいね!
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